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     ブログで結婚を発表した眞鍋かをり

 デスク業務を終えて自宅に帰ると、だいたい深夜2時半をまわっている。就寝前にライバル紙のサイトをチェックするのが日課だが、25日の深夜は恥ずかしながら「ヤバイ」と思った。

 元イエローモンキーのボーカル、吉井和哉と眞鍋かをりの結婚報道が日刊スポーツとスポーツニッポンに掲載されているではないか。眞鍋本人のブログで結婚を報告しているという内容だった。ブログの女王の異名を取った眞鍋が両紙に結婚報道が出ることを知り、先にブログで報告したに違いないと思った。両紙もそれを知り、すぐにネットで後追いしたのだろう。

 布団に入りながら担当記者に電話して事実確認するよう指示し、翌日が業界関係者とゴルフだったため、2時間ほど仮眠を取ることにした。が、熟睡できるはずもなく、翌朝、やはり両紙は1面トップ。

 ただ、ゴルフ場近くのコンビニに入ると、日刊の1面は眞鍋の結婚だったが、スポニチの1面は巨人・原監督の見出しが…。地方の締め切りは早いため、日刊が先行していたことが分かった。

 眞鍋の所属事務所と日刊の蜜月関係は業界では有名な話で、フライデーが吉井と眞鍋の熱愛が発覚した現場を撮影したときも、発売前に日刊が報じ、同誌が激怒していたのを覚えている。たぶん、今回も日刊が独占スクープの段取りだったのだろう(あくまで想像ですが)。

 スポニチのネットにも、その“なごり”があった。「近結婚した」と書かれたくだりだ。最初は「近く結婚する」だったのが、眞鍋のブログですでに婚姻届を提出していたのを知り、「結婚した」に書き換えようとしたのだろう。慌てて「近く」の「く」だけ削除して「近」が残ったに違いない。

 千葉県の山奥のコンビニとネットニュースで、この日の夜のスポニチと日刊、眞鍋の事務所の“攻防戦”を垣間見た気がした。と同時に、情報すら入ってこなかった自身を責めずにはいられなかった。

 ライバル紙をほめたくはないが、土壇場で追いつくスポニチの底力には感服する。わが社も、1紙スクープだったはずのネタを当日になってスポニチに追いつかれたことが、今年だけで2度ある。しっかり課題を検証し、見習うべきところを見習い、猛省したい。この世界、結果がすべてだからだ。
引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150629-00000514-sanspo-ent


<コメント>

真鍋さんの結婚でここまで躍起になっていたとは・・・

産經新聞は加藤さんが頑張ってるから

こんなどうでもいい記事のためにここまで血眼になっている人がいるのか。ご苦労様です。