プール燃料取り出し遅れ=最大3年、福島第1―廃炉工程見直し・政府

時事通信 6月12日(金)8時18分配信


 政府は12日、東京電力福島第1原発の廃炉作業について関係閣僚会議を開き、1~3号機の使用済み燃料プールに保管されている核燃料の取り出し開始時期を、最大で3年遅らせることを決めた。福島原発事故の廃炉工程表で、使用済み燃料の取り出し開始時期を遅らせるのは初めて。廃炉完了まで30~40年とする従来の目標は維持する。

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 これまで2015年度上半期としていた3号機プールの燃料取り出し開始は17年度に、17年度下半期だった1、2号機プールの燃料取り出し開始は20年度に遅らせる。
 水素爆発で原子炉建屋が大破した3号機は、プールに落ちた燃料交換機などのがれき撤去が難航。放射線量も想定通りに下がらず、15年度上半期の取り出し開始は事実上不可能になっていた。
 1号機も建屋カバーの解体に伴う放射性物質の飛散防止対策に時間がかかっている上、作業に使うクレーンの不具合などトラブルが発生。大幅な遅れは避けられない見通しになっていた。2号機は使用済み燃料の取り出し計画が確定していない。
 1~3号機の原子炉内部で溶け落ちた燃料(デブリ)の取り出し開始時期は、最も早い場合で21年中とする目標を維持した。政府と東電は13年6月、1、2号機のデブリ取り出し開始時期を1年半早めて20年度上半期とする計画を示していたが、今回の見直しでは触れていない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150612-00000031-jij-soci


<コメント>

計画はどんどん遅れる始末。そんな状態で他の原発を再稼働して大丈夫か?

放射線量も想定通りに下がらないんなら、想定通りに事は運ばないんじゃないか?

たぶん、50年は出来ないと思いますよ。

知ってた。
 3年じゃなくて、30年遅れても無理だと思うよ。

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 東京オリンピックもあるし、気を引き締めないとな