男子テニスのバルセロナ・オープン第6日は25日、スペイン・バルセロナで準決勝が行われ、大会2連覇を目指す世界ランキング5位で第1シードの錦織圭(25=日清食品)は、同28位で第14シードのマルティン・クリザン(25=スロバキア)と対戦。
6―1、6―2で制し決勝進出を決めた。連覇へ王手を懸けた決勝は日本時間の27日午前0時30分から行われる。
【写真】勝利の瞬間、喜びをかみしめる錦織  準決勝の相手クリザンは昨年の全仏1回戦で対戦した選手で、89年生まれの同い年対決となった。  
錦織のサーブで始まった第1セットから一方的な内容だった。最初のゲームを錦織がキープすると第2ゲームをブレークし、立て続けに第3、4、5ゲームを奪った。第6ゲームはキープされたが、第7ゲームをキープして第1セットを先取した。  
第2セットも錦織が試合をコントロール。第1ゲームをキープされたが、第2ゲームをキープし返す。その後も力の差を見せつけ第6ゲームまで連取する。第7ゲームはキープされたが、5―2の第8ゲームを楽々とキープしてゲームセットを迎えた。  
第1セットのファーストサーブ成功率は50パーセントを切るなど序盤はサーブに苦戦したが、安定感のあるストロークと効果的なドロップショットで相手を圧倒した。  
錦織は26日に大会連覇を懸けて地元スペイン選手と決勝戦を戦う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150425-00000141-spnannex-spo